白鶴「まる」の味|微小ぶどう果肉風の甘味と透明感あふれるふくよかな真水っぽい飲みやすい日本酒

特集

白鶴「まる」は、砂糖が溶け込んだ真水のように飲みやすく、わずかに甘い香りと、ぶどう果肉のようなフルーティーさがあるが、ほとんど砂糖水とアルコールが混ざったような味でいつでもどこでも飲みやすい安定と信頼の味の日本酒。

テイスティング・メモ

白鶴「まる」の香り

砂糖水のような甘い香りで、糖類の香りしかしない。アルコール臭も酸の香りもなく、静かに、落ち着いた砂糖水の泉のような感覚。ふくよかさや膨らみは感じるが、香りそのものが控えめ。

English SAKE Review

【SAKE Aroma】

It has almost mild sugar sweet aroma, for example no alcohol and acid aroma, clean sweet aroma only, moderate weak sweet.

【SAKE Taste】

It tastes like mild moderate watery light sweet like grape flesh juice, little acid and alcohol bitter, very clear and easy to drink, recommend for beginner.

白鶴「まる」の味

口当たりまろやかで軽快、微弱にぶどう果汁のような甘味があり、わずかに酸味とアルコールとお米由来の渋さがあってイガイガ感が少しあるが、抵抗感なく飲み込める味。甘味と酸味を無くしたら、ほとんど無味のアルコール…という感じ。

 

酸味料と糖類を加えて作られているため、かなり大衆向けの味になっていて飲みやすいが、玄人には甘すぎるというか、酸味料も糖類もない、真水のように飲める日本酒のほうが玄人は好きそう。一般向けには十分おいしくハズレのない安定した味。

 

白鶴「まる」の色

銀系の少し明るい白色が混ざっているように見えるがほぼ無色透明で、真水と違いはほとんどない。わずかに淡黄色が見える程度。

 

体調の影響

度数低めで飲みやすく、味わいも安定。価格も安くて、どこで買っても同じ味。ある意味で信頼の品質。ハンバーガーで例えれば、ハワイの3000円のハンバーガーではなく、マックの100円のハンバーガーの味で、どこの国でも、どこのお店でも同じ味という安心感がある。

 

この紙パック日本酒よりも、真剣に作っている酒蔵の、瓶で売っている日本酒の方がまずい場合が結構あるのがなんというか企業努力というか、規模の違いというか。

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白鶴「まる」の詳細

商品名白鶴 まる
メーカー白鶴酒造

アルコール度数

精米歩合

アルコール度数:13~14度

精米歩合:ー

原材料名米、米麹、醸造アルコール、糖類・酸味料
公式サイト 
個人的な評価★★★★☆

※感想は個人の主観です。

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Posted by 日本酒愛好家