七賢スパークリング【アラン・デュカス】の新作発表YouTube動画をかんたん解説

2021年12月7日七賢|日本酒,特集

七賢から新しいスパークリング日本酒の発売が発表され、コラボしたアラン・デュカスからオンラインでコメントが寄せられたそうです。ここではYouTube動画のフランス語を簡単に解説しつつ、七賢スパークリング新作発表の支えとなることを願って記事にしました。

 

七賢公式YouTube(リンク

こちら七賢の公式YouTubeで公開されているアラン・デュカス氏のコメント動画です。

 

味と香りの評価について

正直に表情を読み解くと…、日本酒のクセがあまり好きじゃないんじゃないかなっていう表情をしているような気がしました。緊張していただけかも知れませんが。海外の人からすると日本酒はクセが強いですからね、細かな表情筋の動きから、おいしいお酒を飲んでる時の表情と比べてみてみたいところはあります。逆に言えば、フランスの方々でも飲めるってことなので、日本人からしたら相当飲みやすいスパークリング日本酒だってことになります。

名水のようにとても淡く、輝く結晶のように極めて透き通っています。

と、ジュラール・マルジョン氏(GERARD MARGEON)がコメントされていましたが、色はおそらくほぼ無色透明で、若干淡い、星ノ輝に近い色合いなんだと思われます。

 

トップにユリ系の花の香り、果実っぽさが複雑に絡み合う香り、バインピーチメロン、さくらんぼなどを感じるとコメントされておりました。最後にカルダモンとチリペッパーのような香りも残ると言っているようで、要は花と果実と少しスパイスっぽい、甘ったるそうだけど、香りのキレはいいってことだと思います。

 

味に関してはなんだかんだ度々出ている?複雑な味わいだと評している、おそらくその味わいは日本人には分かるちょっとお米っぽい麹の複雑さと土臭さに由来するもので、日本人にはよく分からない感じだけど、フランスの人からしたら目立って感じるのかもしれません。ふくらみがある、芳醇、華やかな香りに、お米のワインを称するにふさわしい日本酒だということで間違いはないでしょう。

 

公式ページを見ると「桜樽」での熟成を経ているとのことで、花の香りや味わい、口の中で広がる複雑味と、言われている苦味は樽由来のものなんじゃないかと思います。

 

星ノ輝と対をなす、花の日本酒といった感じで、まさに春にぴったりで、女性でもきっと飲みやすい日本酒だと思われます。

 

武の井だったか、桜酵母の日本酒は、たしかに若干苦味が出てましたが、メロンやさくらんぼの酸味にフルクトース系の甘さ、スパークリングとお米のアミノ酸系の甘さが合わさっていれば確かにおいしそうな感じがします。飲んだらまた感想記事にします。

 

商品詳細

七賢の特設公式ページは以下より。

https://www.sake-shichiken.co.jp/lineup_sparkling/alain_ducasse.html

アラン・デュカス スパークリングサケ 4月29日より発送開始(価格5,500円)


貴醸酒・アッサンブラージュブレンド・桜樽・リンゴ酸生成酵母などを使用しているとのこと。

美酒アナウンサー近藤淳子オフィシャルブログより

https://ameblo.jp/junko-ponjo/entry-12663477326.html

 

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Posted by 日本酒愛好家