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清酒・日本酒・御神酒の違い|大吟醸・純米大吟醸の違い【新酒税法・改正他】特定名称

2021年7月20日日本酒概要

酒税法に基づく、清酒・日本酒・お神酒の違いの解説ページ。新酒税法などから、2021年時点では清酒=日本酒、御神酒は神様にお供えする日本酒と定義されます。御神酒も清酒も日本酒ですが、正しい表現をすると「日本酒も御神酒も清酒です」というのが正しいですが、一般にはどれも日本酒という認識でOKです。




清酒とは

清酒は、旧酒税法では以下の条件を満たすものを指していた。

酒税法(昭和二八・二・二八法律第六号)(抄)

(その他の用語の定義)

第三条 この法律において、左の各号に掲げる用語の定義は、当該各号に定めるところによる。

(略)

七 清酒 次に掲げる酒類でアルコール分が二十二度未満のものをいう。

イ 米、米こうじ及び水を原料として発酵させて、こしたもの
ロ 米、米こうじ、水及び清酒かすその他政令で定める物品を原料として発酵させて、こしたもの(その原料中当該政令で定める物品の重量の合計が米(こうじ米を含む。)の重量の百分の五十を超えないものに限る。)
ハ 清酒に清酒かすを加えて、こしたもの

引用元:https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=328AC0000000006


酒税法施行令(昭和三七・三・三一政令第九七号)(抄)

(清酒の原料)

第二条 法第三条第三号ロに規定する清酒の原料として政令で定める物品は、次に掲げるものとする。ただし、第二号に掲げる物品については、米、水及び米こうじとともに清酒の原料とする場合に限る。

  1. 一 麦、あわ、とうもろこし、こうりゃん、きび、ひえ若しくはでんぷん又はこれらのこうじ
  2. 二 アルコール(法第三条第五号の規定(アルコール分に関する 規定を除く。)に該当する酒類(水以外の物品を加えたものを除く。)でアルコール分が三十六度以上四十五度以下のものを含む。以下同じ。)、しょうちゅう(水以外の物品を加えたものを除く。第五十条第三項及び第四項並びに第五十六条第二項第一号及び第三項を除き、以下同じ。)ぶどう糖、水あめ、有機酸、アミノ酸塩又は清酒

引用元:https://www.nta.go.jp/about/council/sake-bunkakai/021127/shiryo/07a.htm

国税庁が法律で定義しているものでは、原料に

  • あわ
  • とうもろこし

などを使用していても、一応清酒(醸造酒)の分類には入る。ただし、基本的には「米を原料にしたもの」が清酒であるという感覚で間違いありません。焼酎はそもそも蒸留酒で、原料も異なるので、清酒には分類されません。

 

清酒では、お米を多く、ほんの少し麦が入っていてもOKだけど、麦などを入れた場合は、日本酒とは言えないため、清酒と書かないといけないという認識だったのでしょうか。

 

日本酒とは

新酒税法では、清酒の、品目の例外表示として「日本酒」と言って良いという定義なため「清酒=日本酒」です。

七 清酒 次に掲げる酒類でアルコール分が二十二度未満のものをいう。
イ 米、米こうじ及び水を原料として発酵させて、こしたもの
ロ 米、米こうじ、水及び清酒かすその他政令で定める物品を原料として発酵させて、こしたもの(その原料中当該政令で定める物品の重量の合計が米(こうじ米を含む。)の重量の百分の五十を超えないものに限る。)
ハ 清酒に清酒かすを加えて、こしたもの

大きい分類では、清酒も日本酒もほぼ同じものですが、日本酒は米のみを使用して「濾す」工程を経ているものに限定されます。

 

新酒税法では

その他政令で定める物品

というものが無し(除外)になったようで、清酒=日本酒という認識で良いでしょう。

 

日本酒の種類(特定名称)

引用元:特定名称の清酒の表示

日本酒の特定名称酒として、日本酒にはアルコール度数や精米歩合、製造方法によって、名称が異なる種類が存在します。

  • 吟醸酒
  • 大吟醸酒
  • 純米酒
  • 純米吟醸酒
  • 純米大吟醸酒
  • 特別純米酒
  • 本醸造酒
  • 特別本醸造酒

という8種類に分類されます。味に関しては精米歩合が低いほうがお米臭さが減るイメージはありますが、吟醸造りをしていると精米歩合が50%以上でもものすごく飲みやすいくておいしい日本酒ができます。

 

用語の解説

以下、引用を用いつつ用語を解説しています。

精米歩合とは、白米のその玄米に対する重量の割合をいいます。精米歩合60%というときには、玄米の表層部を40%削り取ることをいいます。

こうじ米とは、米こうじ(白米にこうじ菌を繁殖させたもので、白米のでん粉を糖化させることができるもの)の製造に使用する白米をいいます。

醸造アルコールとは、でん粉質物や含糖質物から醸造されたアルコールをいいます。

吟醸造りとは、吟味して醸造することをいい、伝統的に、よりよく精米した白米を低温でゆっくり発酵させ、かすの割合を高くして、特有な芳香(吟香)を有するように醸造することをいいます。

精米歩合は、お米をどれくらい削ったか、麹米は麹菌がついたお米、醸造アルコールは発酵で出てきたアルコールのこと、吟醸造りは工夫して愛して香りが良くなったお酒に使うもの、という認識です。

 

御神酒(おみき)とは

御神酒は、神様にお供えする目的の日本酒を言うもので、結局は日本酒で、清酒です。その清酒の使用目的がお供え目的であれば御神酒、自分たちで飲むようであれば日本酒と呼ぶ感覚です。どんな純米大吟醸でも、神様へのお供え向けにすると「御神酒」になります。

 

そういえば、私、あんまり気にせず御神酒、自分で飲んじゃいましたが、一応、ダメではないけれど、ちゃんと神棚にお供えしてから飲むようにした方が良いのでしょう。気をつけます、ええ。




参照リンク

酒税法における「清酒」の定義|国税庁

https://www.nta.go.jp/about/council/sake-bunkakai/021127/shiryo/07a.htm

日本酒造組合中央会

https://www.japansake.or.jp/sake/know/what/02.html

「清酒の製法品質表示基準」の概要

https://www.nta.go.jp/taxes/sake/hyoji/seishu/gaiyo/02.htm

 

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Posted by drinker69