武の井「青煌 初しぼり 純米生原酒 朱雀」の味|りんごとぶどうが華麗に響くがちょっと不協和音で噛み合ってない日本酒

武の井|日本酒

武の井「青煌 初しぼり 純米生原酒 朱雀」は、お米っぽいミネラル感があるりんごとぶどう系の丸い酸の香りが強く、ぶどう果肉ジュースとお米由来の渋み、適度なシャンパンっぽい酸があって華やかだが、ちょっと不協和音な味の日本酒。

テイスティング・メモ

武の井「青煌 初しぼり 純米生原酒 朱雀」の香り

お米系ミネラルいっぱいな雰囲気と、淡く、若く、新鮮でフレッシュなりんご系の香りがあり、かわいらしい丸い酸の香りがある。日本酒というより、シャンパンに近い香りで、後ろの方に巨峰っぽいぶどうの香りが隠れている。

English SAKE Review

【SAKE Aroma】

It has rice and fresh apple and grape aroma, for example rice minerals with apple acidity, mild smooth acidity, little grape almost balanced apple.

【SAKE Taste】

It tastes like grape flesh juice and mild dry alcohol from rice, little sparkling acidity but bitter from rice alcohol, elegant clean but dissonance.

武の井「青煌 初しぼり 純米生原酒 朱雀」の味

さわやかぶどう果肉系のこもった甘さとアルコール由来の渋さ、若干の泡立ちから来る酸味っぽい口当たり、しっかり渋さがあって味わい深い響きで、生原酒ながらも吟醸酒のように華やか、かつ、フルーティーさがある味。

 

ちょっと渋いが、ぶどう系の甘味がベースにあって、適度に酸が舌にあたっていくので、どの味覚もちょうどよく当たっていくが、快適な響きとはいえない、ちょっと不協和音っぽい感じがあるが、音色は美しい感じ。

 

武の井「青煌 初しぼり 純米生原酒 朱雀」の色

金系淡黄色で明るく、少し泡立ちがあって、シャンパンのように華やかな色合いと雰囲気がある。

 

体調の影響

17度あるにしては、飲みやすく、アルコールの強さはそこまできつくはない。それぞれ単発で感じる味はおいしいのに、絶妙に噛み合っていないが、まずくはない。

 

ラベルが修正テープで直されていた、レアな体験ができた。

にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ

にほんブログ村 酒ブログへ

武の井「青煌 初しぼり 純米生原酒 朱雀」の詳細

商品名武の井 青煌 初しぼり 純米生原酒 朱雀
メーカー武の井酒造

アルコール度数

精米歩合

アルコール度数:17度

精米歩合:65%

原材料名米、米麹
公式サイト 
個人的な評価★★★★☆

※感想は個人の主観です。

スポンサーリンク

Posted by 日本酒愛好家