養老「567(MIROKU)大吟醸生原酒」の味|複数の味成分が温度ごとに活性化するルーキーのような日本酒
養老「567(MIROKU)大吟醸生原酒」は、複数のアミノ酸か脂肪酸成分由来の渋さ、甘さ、旨味、酸味が温度変化の活性化するそれの違いによって味が変わる日本酒で、色んな温度のお食事と一緒に味わいつつ、冷でも熱燗でも楽しめそうなルーキーっぽい日本酒。基本、渋い。
テイスティング・メモ
養老「567(MIROKU)大吟醸生原酒」の香り
甘さやお米のアミノ酸を感じる甘さ、旨さがある香り。生原酒らしい香りだがアルコール臭が強め。読み方は「ころな」じゃなくて「みろく」だとのこと。「369」だったら「みろく」って読めるのに、あえて「567」という数字でいうと半分よりも後半の一番手前の数列を使ったのには意味があるのかもしれない。
酒蔵の住所って書いてあるけど、きっともっとなにか別のこだわりが隠れているに違いない。ちなみに養老酒造の住所は「山梨市北567」なので、マジかもしれない…。
【SAKE Aroma】
It has dry sweet aroma, for example sugar from rice or fruits, not glucose sugar but sweet from amino acid.
【SAKE Taste】
It tastes like dry and strong rough, so many taste from amino acid, bitter by fermented rice.
養老「567(MIROKU)大吟醸生原酒」の味
割と渋い。辛いというよりはお米の苦味や渋さをじっくり絞り出したような感じ。軽さはなくて、ずっしり辛口を舌に乗せてくる味。フルーティーというよりはアミノ酸の種類が多い感じの味わい。
色んな味わいがあり、舌の上で混ざり合うので、舌が味を理解するのに時間がかかって、途中で処理力が追いつかなくて味がよくわがらんくなる。でも、温度を変えてやれば活性化する味が変わるので色々楽しめるポテンシャルを秘めておる。と思う。
養老「567(MIROKU)大吟醸生原酒」の色
蜜系の薄まった感じの黄色でふんわりした色合い。
体調の影響
渋かったり、甘かったり大変。たぶん温度で活性化するアミノ酸の種類が異なっているんだと思うので、酵母か、酵母の産物がなにか関係している。化学分析に回したいくらい色んな味わいがある。熱燗がおいしいかもしれない。
養老「567(MIROKU)大吟醸生原酒」の詳細
商品名 | 567(MIROKU)大吟醸生原酒 |
メーカー | 養老酒造 |
アルコール度数 精米歩合 | アルコール度数:17度 精米歩合:50% |
原材料名 | 米、米麹 |
公式サイト | https://www.sakagura-kai.jp/ |
個人的な評価 | ★★★☆☆ |
※感想は個人の主観です。