笹一「旦 純米」の味|アルコールと控えめりんごに、燻製パイナップル酸味&甘味に苦味アクセントのある日本酒
笹一「旦 純米」は、アルコール感強めでついでにりんご系の香りがのってフルーティーさが出ている感じの香りで、燻製りんご・パイナップルのような酸味はっきり、甘味控えめで、少しの苦味がちょうどいいアクセントになっている日本酒。
テイスティング・メモ
笹一「旦 純米」の香り
フルーティーさと、アルコールっぽさと、薄っすらりんご系の香り、ついちゃいました…という感じで、純米酒っぽいお米っぽさとか、ミネラル感はあんまりなくて、フルーティーでお上品を目指して成長途中な印象がある香り。
甘く、爽やかで、酸味も混ざっているりんご系の香りだけど、香りは比較的弱めでシンプル、香りの細かな粒子はあるように思えるが、針状の香り成分として嗅覚に刺さってくるイメージも少しある。
【SAKE Aroma】
It has fruity weak apple aroma, for example simple elegant acidity, fresh sweet, mellow clean sweet and elegant.
【SAKE Taste】
It tastes like mild sweet and smoked pineapple acidity, little bitter on the tongue, balanced sweet and acidity harmony, somked spicy fruity.
笹一「旦 純米」の味
口当たり、てろんと甘みがあって、燻製、燻したパイナップルみたいなフルーティーな甘味としゃっきりした酸味があって、まろやかで、なめらかな飲み口。舌の上でちょっと苦味がいるけど、脂質系の焦げたような苦味、灰に近い苦味が一瞬いて独特にアクセントになっている。
アルコール度数が16度(高くも低くもない)なのが予想よりずっしり響いてくるが、お酒っぽさとして辛く感じるのは飲み込んだあと。口の中で嫌な感じはほとんどない。飲みやすさは少し犠牲になっているけど、純米というより吟醸酒に近い味わいで、でも吟醸とは言えない、でも純米でもない感じ。
笹一「旦 純米」の色
銀系・蜜系淡黄色で、サラサラ水感あり、若干白いが透明度高めな方の白系。
体調の影響
クセはそこまでないけど、旦らしい味わいのまま、純米に寄せた感じ。純米を純米大吟醸とかに持っていこうとしたというよりは、なんか純米くらいがちょうどよくない?っつって、決められちゃったのかなという個性の分配の感覚。旦らしいけど、純米らしさは出てない。
笹一「旦 純米」の詳細
商品名 | 笹一 旦 純米 |
メーカー | 笹一酒造 |
アルコール度数 精米歩合 | アルコール度数:16度 精米歩合:60% |
原材料名 | 米、米麹 |
公式サイト | |
個人的な評価 | ★★★★☆ |
※感想は個人の主観です。