太冠「一期一酒無濾過生原酒限定品」の味｜糖蜜の甘さとアルコールの強さがたっぷりで容赦ないとろんとした日本酒

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太冠「一期一酒無濾過生原酒限定品」は、甘さたっぷりの砂糖、花蜜、糖蜜っぽい香りと味に、強いアルコールが加算された超甘口でどぎつい辛口な日本酒で、飲めるけれどかなり甘いグルコース濃縮液のような甘さで目が覚めそうなインパクトある日本酒。

テイスティング・メモ

糖蜜っぽく、砂糖感が強い甘い香りで、お米由来のやわらかくまろやかな甘い風味もあって上品。アルコールの渋い香りが微弱にあるが甘さに埋もれていて気づかない程度。香りだけならがっつり甘口。

English SAKE Review

【SAKE Aroma】

It has strong sugar sweet aroma, for example glucose sugar sweet from flower’s honey, very sweet aroma and dry alcohol rough aroma.

【SAKE Taste】

It tastes like strong dry alcohol and strong sugar sweet, glucose sugar sweet syrup with alcohol, little fizz sparkling on the tongue, almost sweet.

口当たり酒感が強く、舌に直接刺激を感じるほどだが、アルコールと砂糖液を溶かしあったようなとろみMAXの甘ったるさがあり、砂糖のお酒という印象。だいぶ甘いが、アルコール度数があるのでキツさが出ていて、甘さだけじゃないお酒になっている印象。

グラスに微泡がつくくらいなので、口の中でもほんの少しFizz（しゅわしゅわした感じ）があって爽やかさが演出されているが、終始甘ったるい。めちゃくちゃ甘くてアルコールで渋い。

花蜜や樹液を薄めたかのような淡黄色で、明度強めの銀系。無濾過生原酒なので若干グラスに泡がつく。

かなりの甘口で、アルコール度数をがつんと強制的に上げたような味。極甘口で、度数が強い。甘いけど、飲めるくらいの渋さがあってちょうどいい。一応、清酒の分類。

度数が19度あるので酔いはまわりやすいが、天然の甘さを少し感じる。大昔、甘いものは大変希少であった。甘い味と酒が一緒になっているとなれば、大昔ならば、この酒は超高級超希少な酒だったはず。現代の甘さに慣れた人間にとっても甘いので、極上品・献上品レベルだろう。とにかく甘い。色もきれい。