笹一「純米吟醸 300ml」の味｜燻製マスカットのような味と香りにお米の渋さや辛口アルコール感が加わった日本酒

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笹一「純米吟醸 300ml」は、華やかで渋く燻製マスカットのようなフルーツ系の香りと味がありながらも、ミネラルっぽさや後味は日本酒のお米由来のミネラルやアルコールで、想像以上に玄人向けのそこそこ辛口の日本酒。ちょっと渋いので、初心者にはおすすめできないけど、慣れてる人なら大丈夫。

テイスティング・メモ

炙り焦がし燻製マスカットのような、渋さと華やかで軽快なフルーツっぽい香りがあり、少し酸味を含んだかのようなアルコール臭がある。笹一らしいというか、旦っぽい香りでちょっと分かりやすい。

English SAKE Review

【SAKE Aroma】

It has baked mascut aroma, for example elegant and bitter, light fresh fruity aroma, dry alcohol with acidity, smoked mascut grape.

【SAKE Taste】

It tastes like soft water with medium acidity from grape or mascut, balanced but young acidity, mild bitter from unrefined rice on the tongue.

口当たり軟水っぽいが、ミネラル多めで舌の上で刺さるようなピリピリした酸味がある。整っているけれど、若々しい酸味で、人で例えるとまだ反抗期が抜けきってない振り袖のお嬢さんって感じ。

ぶどう、マスカットの果肉っぽい酸味があり、時々白ワインっぽい味がいるけれど、飲み込み終えてからの舌に残る残滓は米によるもの。フルーティーで華やかなのに、舌の上では渋さが社交ダンスしていくので、味わいのギャップがある。

金系美麗な淡黄色で、透明度高く、時折銀系の輝きを放っている気がする。とてもきれいな美しさ。

渋さが少し強めなので、苦手意識を持つ人がいるかも。初心者でも買えそうで、飲めそうな300mlなのに、玄人向けの味になってると思うので、ちょっと気持ち気をつけて飲んでみて欲しい。

※感想は個人の主観です。