谷櫻「生酒　生いき　本醸造」の味｜梅・つつじと乾きかけの米藁から甘味と乳酸系エスニックを抽出したような日本酒

PV：511

谷櫻「生酒　生いき　本醸造」は、つつじ・梅の花蜜のような甘い香りと、乳酸草系・木材系の味と香りがあり、独特で、草っぽく、乾燥しかけの藁やわずかに若すぎるパパイヤ・マンゴーのようなエスニックっぽい一部のクセのあるこもったスパイスのような味がある日本酒。

テイスティング・メモ

つつじや梅の花の蜜のような、ほのかな甘い香りがあり、乳酸草系、わらや乾燥した木材のような香りもある。

English SAKE Review

【SAKE Aroma】

It has azalea or plum flower syrup aroma, for example lactic grass acidity, fermented straw or wood, sweet but lactic wooden aroma.

【SAKE Taste】

It tastes like soft water and grass syrup, fruity green papaya sweet and leaf taste, lactic yogurt acidity little, dry straw or brown rice cover.

口当たり軟水、草っぽい、まだちょっと青いパパイヤみたいな若干フルーティーな甘さと新鮮さがいるが、だいぶ草っぽく、木質乳酸系の味わいが強い。新潟のぽんしゅ館で飲み漁った味に近い感じ。

乾燥しかけの藁とお米の玄米から絞った甘味に少し渋味が加わったような感じで、お米っぽさはあるけれど、ありすぎて透明感はなく、味わいが濁っている。

ほぼ無色、わずかに銀系淡黄色で、サラサラした液感。

初心者には絶対オススメできないけど、小粋な味の響きがあって、大自然の中、重労働で疲れたあとで、露天風呂に入ってるときにはピッタリ合いそうな味。本醸造の勉強をする時に役に立つ味わい。