武の井「青煌　純米酒　美山錦」の味｜パイナップルのフレッシュさとお米の渋さが合わさったバランスよく飲みやすい日本酒

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武の井「青煌　純米酒　美山錦」は、パイナップル系の弾けるようで包まれているフレッシュな酸味があるが、ヨーロッパ系の甘口白ワインっぽい風味と日本酒の雑な渋味・苦味があり、全体的にさらっとしていてバランスよく飲みやすい日本酒。

テイスティング・メモ

パイナップル感が強いフレッシュな酸味が印象的で、香りの粒子はそれぞれ包まれているように感じるが、酸味感、甘さ感は弾けるような響きがあり、南国っぽいイメージを醸し出しつつも高級ホテルのきれいな部屋で飲んでいる感覚になる。

English SAKE Review

【SAKE Aroma】

It has fresh pineapple acidity aroma, for example mellow soft acidity and fruity sweet aroma, fresh pineapple and rice minerals acidity.

【SAKE Taste】

It tastes like light soft mellow and clean rough bitter, balanced rough taste and sweet, acidity like a blanc sweet wine, bitter from unrefined rice.

口当たりは軽く低刺激でまろやか、お米由来の渋味・雑味をまとった酸味が少しクセになって感じられるが、全体的に無理のない味わいでサラサラとは飲めるため、クセになる雑味は、バランスを整えるアクセントになっている。

お米のお酒感が感じられるのは舌に渋味が乗るときで、それ以外はイタリア？方面の甘口白ワインのような感じがする…かもしれない。

花蜜・樹液を薄めたような銀系淡黄色で、透明度は高く、サラサラした液感。

クセはあるのに非常に飲みやすいため、これはクセというべきではなく、個性というべき味わい。とても飲みやすく、酔いにくいため日本酒中級者におすすめ。