富士正「Miya Yamada」の味|熟したカキ的なフルーティーな風味と酸味・甘味・渋みがバランスよくあるエイジド風日本酒
富士正「Miya Yamada 純米大吟醸」は、かきやびわのような変わったフルーティーな風味があり、酸味・甘味に加えて、重厚な渋さがあり、ヴィンテージな貴腐ワインのような感覚で味わえる日本酒。
テイスティング・メモ
富士正「Miya Yamada 純米大吟醸」の香り
びわやカキのようなフルーツの香、お米の稲わら、乳清系の甘い香りがあり、若干渋さと重さ、まじめな堅さが感じられる香り。ゴム臭ほどではないが、若干エイジド、ヴィンテージというか、少し熟成されたような感じの香り。
【SAKE Aroma】
It has a fruity aroma like loquat and persimmon, rice straw, and a sweet whey aroma, with a slightly astringent, heavy, and serious firmness. It’s not as rubbery, but it’s a slightly aged, vintage, or slightly matured aroma.
【SAKE Taste】
It has a bitter taste and a honey-like sweetness, as well as a sour taste like noble rot wine. It has an impressive fruit wine-like flavor, and is quite bitter. It could be described as heavy and bitter, but it also gives the impression of a medieval Western fruit wine that is solemn, heavy, and well-equipped.
富士正「Miya Yamada 純米大吟醸」の味
口当たり渋みとはちみつのような甘味があり、貴腐ワインのような酸味がある。フルーツワインのような味わいが印象的で、結構渋さがある。重厚感とも渋さとも言えそうだが、荘厳、重厚、重装備な感じとも言える中世西洋果実酒という印象もある。
富士正「Miya Yamada 純米大吟醸」の色
鮮やかで強い金色。梅酒や貴腐ワインのような黄色。
体調の影響
純米大吟醸にしてはクセが強く、少し変わったフルーティーな味わいがある。悪酔いはしない。
詳細
商品名 | Miya Yamada 富士宮産山田錦使用 純米大吟醸 |
メーカー | 富士正酒造 |
アルコール度数 精米歩合 | アルコール度数:15度 精米歩合:50% |
原材料名 | 米、米麹 |
公式サイト | |
個人的な評価 | ★★★★☆ |
※感想は個人の主観です。