笹一「甲州身延の旅白ワイン」の味｜すもも系の控えめな酸味と重厚感ある渋さがある軽めでフレッシュな白ワイン

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笹一「甲州身延の旅白ワイン」は、香り立ちは弱くすもも系の味と香りで、わずかにぶどう果肉っぽい甘さと酸味があり、若いながらも伝統を重んじる堅物のような新鮮さと奥ゆかしい古臭さを合わせたようなフレッシュさがある白ワイン。

テイスティング・メモ

香り立ち弱く、ぎゅっと引き締まったぶどう果肉の香りがあり、しっかりと嗅げば香りはする。時々、すももや青梅のような酸の強そうで、しっとりした響きの香りがある。

English SAKE Review

【SAKE Aroma】

It has moderate mild grape flesh sweet weak aroma, little plum acidity aroma, elegant and fresh, deep and bitter old-fashioned.

【SAKE Taste】

It tastes like stable fresh clean acidity, plum-based acidity and well-rounded young acidity but old-fashioned style bitter, clear and fresh.

落ち着きがあり、しっとりしていて、梅系の主張の激しい系の酸味だが丸みを帯びた控えめな酸味がある。熟した心穏やかなすももや梅っぽい酸味で、若さは感じないが、精神年齢が80歳くらいの実年齢23歳みたいな味の響き。

鮮やかで発色の強い金色。かなり濃い金色。

悪酔いはしないが、比較的酸味が強い白ワインなのとアルコール度数があとから効いてくるのでお酒が弱い方は少しずつ楽しんだほうが良さそう。

定番だが、ちゃんと白身魚や天ぷら、山菜天ぷらそばとか、比較的軽めの揚げ物や魚料理にとても合いそう。